記事の詳細

オーバーフローとは、シンクの横にある水が抜ける穴です。

経年によるトラブルが多く、数年前から家庭用のキッチンでは廃止されています。
臭いがでる、害虫が住む、漏水の恐れがある、そもそも必要ありません。
では、実際にオーバーフローを閉じてしまう作業(DIY)について説明します。

1.簡単な方法
2.見栄えがよい方法 →裏側からゴム板でおさえる

それぞれ説明します。


オーバーフローの形状あれこれ

A.一般的なタイプ(ネジ1個留め) B. 長円タイプ(ネジ2個留め)
C.長方形タイプ(ネジ2個留め) D.正円タイプ
E.スポンジ入れがあるタイプ E.スポンジ入れがあるタイプの底穴

まずは排水栓側の止水作業です。

じゃばらホースの排水栓側に、キャップ+パッキンをして閉塞します。
キャップ+パッキンは、ホームセンターではほぼ販売されていません。
モノタロウさんでパッキン付で販売されています。
標準の排水栓ならこのサイズです。→ ふさぎブタ+U三角パッキン 1.1/4 セット

後は、シンクの穴をふさぐ作業ですね。
1.簡単な方法
2.見栄えがよい方法
それぞれ説明します。

1.簡単な方法

一番簡単なのは穴の部分の上から、防水のゴム板や、防水アルミテープを貼ってしまう方法です。
これだとネジを外して穴の上から貼るだけ。
張り付ける素材はブチル素材ものを使用してください。

 

 

2.見栄えがよい=きれいにやる方法

裏側からゴム板をあてると、きれいに仕上がります。
1.オーバーフローを外し、ゴム部品を外す
2.新しいゴム板を挟む
3.ネジを締めて元に戻す
 
当店ではホームセンターでも販売されている ゴム板(厚さ3mm)粘着付を使用しています。
下は当店で使用している工作部品です。※販売もしています。(送料込み+2,480円税込)

※当店の自作キットでは、3mm厚のゴム板の裏に1mm厚の樹脂板を貼り付けています。
※裏側からゴム板をあてた作業すので、完全防水にはなりません。完全防水にする場合はコーキング材を併用してください。

丸型のオーバーフローの場合↓
シンク側からこの丸型を左に回すと外れます。
しかしながら、つかみにくい上に裏のゴムパッキンが固着している場合が多く、なかなか外れません。
当店で作業する場合です。
1.潤滑油(CRC-556)を隙間に注入
2.チーズ型の穴にラジオペンチを入れて慎重に回す
3.裏側に手を入れて、ジャバラがつながっているホース側の部品を少しずつ回し緩め外す
4.正円にゴムを切って裏側から封をして、コーキング材を入れて閉塞処理をします。

 

数年使用されたオーバーフローのホース。硬化し汚泥が着しています。↓臭いの原因です。

 

スポンジケース型のオーバーフローの場合↓
作業は同じです。
スポンジケース裏側にジャバラホースがつながっています。
これを外して、ゴム板工作とコーキング材で底穴を閉塞処理します。

以上です。

DIYはご自身の責任の上作業をしてください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

直接のEMAILはこちら:info@good-disposer.com

関連記事

ページ上部へ戻る