オーバーフロー穴の塞ぎ方

オーバーフローとは、シンクの横や正面にある水抜け穴です。
デメリットが多く、最近の家庭用キッチンではほぼ廃止されています。ディスポーザーとの相性が悪い理由はこちらに掲載したとおりですが、実際にオーバーフローを閉じてしまう作業について説明します。
とにかく穴がふさがれば良いのです。さまざまな方法がありますが、当店では3mmゴム板を挟んで塞ぐ方法を採用しています。
作業の一例をご紹介します。

オーバーフローの外し方
一般的なタイプは、シンク側からプラスドライバーでネジを外して簡単に外すことができます。↓ネジをなくさないよう注意してください。
 

丸型のオーバーフローの場合↓
シンク側からこの丸型を回すと外れます。でもつかみにくい上に裏のゴムパッキンが固着している場合が多く、なかなか外れません。潤滑油を注入した後、丸型を滑らないように押さえつけてシンク裏側のジャバラがつながっている部品側を動かと緩んで外れます。

 

数年使用されたオーバーフローのホース。かなり硬化し汚泥が付着しています。
↓臭いの原因です。切って捨ててしまいます。

 

次は、外した後の穴を埋める作業です。
当店の作業ではゴム板(厚さ3mm・粘着付)を使用しています。
 

↓オーバーフローの形状はキッチンメーカーによってさまざまです。ゴム板を切ってフタをし、ネジの箇所を穴あけします。
 

↓穴の黒い部分が気になるようでしたら、この上からアルミ色のコーキング材で塞ぐ方法もあります。

簡単に作業したい、外見を気にしないようでしたら。
最も簡単なの穴の部分の上から防水アルミテープを貼ってしまう方法です。これだと穴の上から貼るだけ。

ディスポーザーを使っていないけれども、オーバーフローを閉じたい場合

排水栓にオーバーフローのジャバラホースを接続する穴があります。これを専用のキャップとパッキン(下画像)で閉じます。
ふさぎブタ+U三角パッキン 1.1/4 セット


以上がオーバーフローの塞ぎ方です。
また完全防水ではありませんので、オーバーフロー位置まで水を溜める場合はコーキング材を使用してください。

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直接のEMAILはこちら:info@good-disposer.com

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