単体ディスポーザーと浄化槽付きディスポーザー

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□単体ディスポーザー

台所の流し台(シンク)の排水口に生ごみ粉砕機(ディスポーザー)を設置します。粉砕された生ごみは水と共にトイレ排水のし尿と合流し、公共下水道へし尿と同様の処理がなされます。米国の一般家庭に普及しているものと同式で、メリットはシンク下のみの工事で比較的簡単に設置ができること、その後のメンテナンスもほぼ不要なこと。デメリットは、自治体により推奨意見と自粛意見に別れていることが挙げられます。これは2000年以降都内を中心に人気が高まり、広く普及した結果、下水道への負荷懸念が持ち上がった為です。また日本国内の量販店での購入できず、多くの並行輸入品が流通しています。

単体ディスポーザー説明図

□浄化槽付きディスポーザーシステム

ディスポーザーキッチン排水処理システムといわれています。生ごみを粉砕して水と共に流すところまでは、上記のディスポーザーと同じです。そこから先、生ごみ排水は、トイレ排水とは合流せず、一旦各家庭や集合住宅単位に設置された処理槽(浄化槽)に入り、排出する汚水の負荷を低減してから公共下水管等へ流れます。
処理槽の設置は管轄の自治体に申請後、専門業者によって行われます。槽(タンク)は主に屋外や地中に設置します。4人家族が住む一戸建住宅程度のサイズで、約70万円から150万円程度です。槽は定期的(通常年に1-2回)なメンテナンスを必要とし、蓄積された汚泥は一般廃棄物の扱いで処理されています。
下水道施設への負荷が減るのがメリットですが、処理槽の設置と定期的なメンテナンス費の負担が大きいのがデメリットとなります。

ディスポーザーシステム説明図


こちらもご参照ください。<ディスポーザーと環境問題>

 

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