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当店は今でこそディスポーザー専門店として、ネットショップ運営させていただいていますが、元々は当時の日本では、その言葉すら知られていなかったディスポーザーを日本中に広める目的でスタートしました。
駄文で恐縮ではありますが、ディスポーザーとの出会い、専門店となりました経緯を記したいと思います。

 

■アメリカ人の生活感のない暮らしに驚く!

dispo111私が初めてアメリカの一般家庭にお邪魔したのは1980年代になります。
カリフォルニア州のサンノゼにホームステイをする機会があったのです。
ごく一般的な中流階級のご家庭でしたが、その広々としたお庭や、家族が一人一台クルマを所有していることなど、新鮮な驚きがありました。
しかし、それ以上に大きな驚きは、その家庭にあった3つの家電でした。

それが「洗濯乾燥機」と「食洗機」と「ディスポーザー」です。
今でこそ知れ渡った家電ですが、いずれも当時日本の一般家庭には、どれも存在しないものでした。
アメリカのマダムの家事は、いずれも機械に放り込むだけ。
洗濯後の衣類は⇒洗濯乾燥機へ放り込む。
油だらけの食器は⇒食洗機へ放り込む。
食べ残しは⇒ディスポーザーへ放り込む。
家庭で発生する生活感を出すモノたちは、その場で処理され放置される状態がないのです。

放り込んだあとはフリータイム。
TVを観たり、庭を掃除したり。
アメリカ人の生活感のない暮らしの秘密を知った気がしたのでした。

 

■なぜこんなに便利なものが日本にないのだろう?

それから10年足らずで、洗濯乾燥機と食洗機は徐々に日本でも普及してきました。
ともに大変便利な機械として、欲しい家電&売れ筋家電上位にランキングされていますし、
使っているかたは、もはやない生活は考えられないほど重宝されていると思います。
しかし中でも一番便利なディスポーザーが、普及はおろか知られることもありませんでした、なぜ?

調べているうちに興味がわき、やがてディスポーザーの世界にのめり込むきっかけとなりました。

 

■日本にも普及しはじめていた・・・しかし!

disoAまず日本では知られていないと思っていたディスポーザーは、当時すでに年間3万台程度輸入(※JETRO調べ)されでおりました。

日本でも海外生活経験者や米軍基地、外国人宅、いわゆる「ディスポーザーを知ってる人たち」の間では普通に使われていたことがわかりました。

日本国内では製造も販売もありませんから、その全ては海外並行輸入品です。
設置は水道設備屋さんが日本の部材で設置。
都内を中心に年々使用者が増えていきました。

一方、並行輸入品が増えるに伴い、さまざまな問題が報告されるようになりました。

①訪問営業による高額販売
②日本の配管部材をそのまま利用することによる詰まりと臭い
③電圧の違いで回転数が落ちカミコミ多発
いずれもディスポーザーのせいではありません。
こうした問題が多発し、ディスポーザーの良くない噂も増えました。

■さらなる問題。下水道に負荷をかける?環境に悪い?

それでもディスポーザーは知る人ぞ知る便利な家電として、爆発的に使用者が増えていきました。
人気が高まるに連れ、地域の自治体が動き出し、使用の自粛を求める声が上がってきました。

理由は次の2つです。
・下水施設に負荷がかかる
・処理しきれなかった汚物が河川に流れ、環境汚染につながる
ディスポーザーの排水はそのままトイレ排水と直結し下水処理されます。
確かに環境に悪いのなら広めるわけにはいきません。
これを徹底的に調べてみることにしました。

 

■本当に環境悪か? 直感的に判断しているだけでは?

dioxins1今やほとんどの家庭に設置されているアメリカでも、50年以上前の普及当時に日本と同様の懸念がありました。
そこでアメリカ内で再三にわたる大規模なディスポーザー導入負荷試験を実施。
下水道への影響は無視できる範囲と結論付けて、日本と同じ合同下水道をもつニューヨーク市の解禁を最後に全米で使用されるようになりました。

日本でもディスポーザーの認知度が高まるにつれて、国土交通省はディスポーザーの環境への影響についての大規模な調査を開始しています。
北海道歌登町の世帯に家庭住宅にディスポーザーを設置し、その影響の調査が4年間かけて行うというものです。そして2006年7月にはこの環境調査結果を発表、いずれも1%未満の影響という結果を出し、下水施設にはほぼ影響がないことが実証されました。

生ごみの下水処理は、大量の水分を含む有機物を火力で焼却するという莫大な無駄と、ダイオキシンの環境汚染を大幅に減らすことができます。
木を見て森を見ずの典型と実感し、この年にディスポーザーの情報サイトとしてホームページを立ち上げました。
→詳しくはディスポーザーと環境問題へ

 

■よいディスポーザー普及への道のり

ディスポーザーがエコ製品であると認識した後、正しい機種と専用配管の普及に力をいれました。
当時は修理インフラが整っていませんでしたので、とにかく故障せず長年使えることを大前提としました。
ディスポーザーの種類は多岐に渡り、それぞれ大きな違いがあることもわかりました。
もちろん宣伝パンフには良い事しか書かれておらず信用ができません。
そこで米国でも実績のある機種を候補に挙げ、安全性や設置性を考えて数台に絞込み、あとは社内でモニターをして使用勝手のよい2台に絞り込みました。これをメーカーでの工場ラインで正規に日本仕様にしたものを採用しました。
※現在は国内メーカーも含めて取り扱いをしていますが、機種選定のスタンスは変わりません。

 

■ディスポーザーの悪い噂の原因は、ほぼ配管

当時ディスポーザーのトラブルの大半が配管でした。
具体的には、配管の詰まりと悪臭です。
日本では専用部材が流通していないので、一般排水部材を代用して接続していた為です。
これは設置直後は問題ないのですが、数年の使用でトラブルを起こすものでした。
部材の選別と改良には最も力を入れ、今現在ではノントラブルで最高といえるものが提供できています。
臭い、閉塞、高圧洗浄対応、老朽化、いずれも対応したディスポーザー専用部材です。
現場の意見を吸収し、部材はどんどん進化したものを採用しています。

 

■最後は全国での確実な設置と修理体制

作業車設置に関しましては首都圏は自社体制にて実施し、他の都道府県でも技術提携社による作業が可能になりました。
DIYや初めての施工業者様が設置される場合にも、適切な設置部品とサポートで、問題なく設置ができています。

 

■おわりに

こうしてアメリカのホームステイでの驚きと好奇心が、現在のディスポーザーKGSに繋がりました。
「好きこそ物の上手なれ」との言葉どおりですが、今でも新型機種には興味津々です。
分解しての構造研究も大好きです。
今後も日々勉強を積み重ねて、ディスポーザーの普及をライフワークとして取り組んでいます。

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