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ディスポーザーの蓋(フタ)が取れない!!

ディスポーザーのフタが取れない、開かない!
フタ式スイッチのディスポーザーで、どうしてもフタが取れない、開かない!というトラブルがあります。
どんなに力をいれてもびくともしません。
安永、MAX、スキューズ、フロム工業の比較的底が低い機種で発生します。
原因は10-12㎝程度のスプーンやフォークを落とし、それが斜めにつっかえ棒になっている事が大半です。
下の画像は、フタが取れない問題で本体を外した時のものです。
フタの裏側になにかがあって、開かないのです。
製品故障には該当せず、メーカー保証も効きません。
こうなってしまった場合のDIYでの対処法を説明したいと思います。
結論からですが、本体を緩(ゆる)めてグラグラさせないとフタは取れません。
メーカーにより作業が異なります。
固定されている本体を緩める作業になります。
作業は次の3つです。
1.固定されているディスポーザー本体を緩める →本体をグラグラさせる
2.つかえていたスプーン(フォーク)がずれて、フタが動くようになる→フタが開く
3.ディスポーザー本体を戻す
では、それぞれ説明します。
1.固定されているディスポーザー本体を緩める。
下の画像は金属バンド固定機種(スキューズ・フロム工業・テラル・INAX等)の例です。
水平に2段の金属バンドで固定されています。
このうち上段の金属バンドを緩めます。(マイナスドライバで逆時計回し)
下段の金属バンドは絶対に緩めないよう注意してください。
下の金属バンドを緩めるとメーカーによっては元に戻せなくなります。また締付もしてはいけません。
下の画像は縦3本の吊り下げ金具があるタイプです。
黄色の矢印のネジ、どちらか1つをはずします。
吊り下げ金具3本のうち、どれか1本だけ作業します。
2.つかえていたスプーン(フォーク)がずれて、フタが動くようになる
上の作業をすると、固定されていたディスポーザーが本体が、ぐらぐらと動かせるようになります。
ぐらぐら動かすと、斜めにはまったスプーン(フォーク)がずれてフタが動くようになります。
本体をぐらぐらさせる方とフタを動かす方、二人で作業してください。
3.ディスポーザー本体を戻す。
ディスポーザー本体を真下から垂直に持ち上げながら、緩めたネジを締め直していきます。(時計回し)
作業が完了したら、バケツで数回水を流して漏れやにじみがないか確認してください。
4.ディスポーザーが完全に外れてしまった場合
接続部(ゴム)内側のヌメリや汚れを布で拭き、水分を完全に取ってください。
真上に持ち上げて接続します。
ただしく引っかかると金属バンドが緩んでいても落下しません。(スキューズ・フロム工業)
※このトラブルでは当店取り扱いメーカー以外の出張サポートはしません。出張修理はメーカーサポートに直接ご依頼ください。