ディスポーザーには2種類あります。
現在日本で流通しているディスポーザーには、2種類の仕組みがあります。
「ディスポーザー」と「ディスポーザーシステム」です。
□ディスポーザー
台所の流し台(シンク)の排水口に生ごみ粉砕機(ディスポーザー)を設置します。
粉砕された生ごみは水と共にトイレ排水のし尿と合流し、公共下水道へし尿と同様の処理がなされます。
メリットはメンテナンスフリーで簡単に設置ができること、デメリットは自治体によって自粛を求める意見があることです。
□ディスポーザーシステム
ディスポーザーキッチン排水処理システムといわれています。
生ごみを粉砕して水と共に流すところまでは、上記のディスポーザーと同じです。
しかし生ごみ排水は、トイレ排水とは合流せず、一旦各家庭や集合住宅単位に設置された処理槽(浄化槽)に入り、排出する汚水の負荷を低減してから公共下水管等へ流れます。
処理槽は定期的なメンテナンスが必要とし、蓄積された汚泥は一般廃棄物の扱いで処理されています。
メリットは下水施設への負荷が減ること、デメリットは処理槽の設置が高額であり、定期的なメンテナンス及びその費用が必要になることです。